猫の「食パン座り」はなぜ?前足を隠すしぐさの理由を白たんが解説
食パン座りとは
「食パン座り」は、猫が四本の足をすべて体の下にたたみ込み、横から見ると食パンのような長方形のシルエットになる座り方のこと。「香箱座り」とよく似ていますが、香箱が主に前足をしまう座り方なのに対し、食パン座りは前足も後ろ足も全部しまい込んでいる状態を指すことが多いです。前足の肉球が完全に見えなくなっているのが、見分けの目印です。
食パン座りをする2つの理由
猫が食パンになるのには、大きく分けて二つの理由があります。
1. リラックスしている
足をすべてしまうと、とっさに動くことができません。香箱座りと同じく、これは「今すぐ逃げる必要がない」という安心のサイン。周囲に敵がいないと感じているからこそできる、無防備な姿勢です。お気に入りの場所や、信頼できる人のそばで食パンになっているなら、かなりくつろいでいる証拠です。
2. 体温を逃がさない
もう一つは保温。足の裏(肉球)は、猫が体温を放出する数少ない部位です。その肉球を体の下に隠すことで、暖かさを逃がさないようにしています。寒い季節や、少しひんやりした床の上で食パンになっているときは、こちらの理由が大きいでしょう。
完全な食パン VS 香箱
- 香箱座り:前足を折りたたむ。比較的どんな気温でも見られる
- 食パン座り:四肢をすべてしまう。リラックス+保温の合わせ技
どちらも猫が落ち着いている証拠ですが、しっかり丸い食パンになっているほど「安心しきっている」と考えてよいでしょう。
注意したい「具合の悪い食パン」
ただし、すべての食パン座りが「ごきげん」とは限りません。元気がなく、背中を丸めてじっとうずくまる食パン座りを長時間続けているときは、体調不良で痛みや寒さに耐えているサインのことがあります。いつもの食パンと違い、目が半開き・呼吸が速い・呼んでも反応が薄いといった様子があれば、早めに動物病院で相談しましょう。
よくある質問
Q. 食パン座りと香箱座りはどう違うの?
香箱座りは前足だけを胸の下に折りたたむ座り方、食パン座りは前足も後ろ足もすべてしまい込む座り方です。食パンのほうがより無防備で、リラックス度が高い傾向があります。
Q. 食パン座りをしないうちの子は安心していない?
そんなことはありません。座り方には個体差があり、横向きにごろんと寝そべる子もいれば、丸まる子もいます。その子なりのくつろぎ方ができていれば問題ありません。ふみふみなど、ほかの安心サインもあわせて見てあげましょう。
白たんより
やっほ〜、しろたんだよ!食パンになってると「かわいい」ってよく言われるの。えへへ。これね、あったかくて落ち着くからやってるんだ。ぼくが食パンになってるときは、すっごく安心してる証拠だよ。となりでふみふみもしちゃうかも。見ててね〜。